人の心の中に直接訴えかけてくる音楽や歌。今回は歌の力を感じるおすすめの映画作品の第1弾です。個人的に映画を観る前は「ネタばらし」系を見たくないので、できるだけストーリーの細かいところには触れずに紹介します。
「ボヘミアン・ラプソディ」
引用:Amazon公式サイト
グイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの人生を描いた伝記映画です。
私はもともとクイーンのファンだったわけではないのですが、それでも理屈抜きで感動できる映画だと思いました。
ラストシーン、20世紀最大のチャリティーコンサートといわれる「ライブ・エイド」でのパフォーマンスがとにかくすごい…。うまく説明できませんが、人の内面の弱い部分や苦悩みたいなものが、音楽でバーンと昇華されていくみたいな感じです。
フレディ・マーキュリーを演じた俳優ラミ・マレックは第91回アカデミー賞の主演男優賞を受賞しています。フレディの細かな仕草や表情などを丹念に研究し尽くしたそうで、本人との比較YouTube動画も話題になりました。ホント、そっくりです(笑)
作品中の歌声はラミさんの声も入ってるそうですが、フレディ本人と歌声そっくりさんのマーク・マーテルさんの歌声を混ぜてるそうです。ライブシーンは基本的にフレディ本人の歌声だとか。ラストシーンだけでも見ごたえありです。
「バーレスク」
引用:Amazon公式サイト
クリスティーナ・アギレラの歌の力をとても感じられる作品。一瞬でひと声で場の雰囲気を一変させるシーンがあり、その歌唱力に圧倒されます。
バーレスク(Burlesque)という言葉は歴史が古いようですが、現在は大衆向けのキャバレーや酒場などで、歌やダンスなどでお客を楽しませるショー全般を指して使われるようです。
とにかくゴージャスで大人の究極エンタメ…といったところでしょうか。映画を見ていると別世界を覗いているみたいな気分になります。
ショーは華やかですが、舞台裏の人間模様は悲喜こもごも。ヒューマンドラマとしてもおもしろい作品だと思います。音楽もストーリーも楽しめるので、スカッとしたいときにおすすめな映画です。
「アリー・スター誕生」
引用:Amazon公式サイト
レディ・ガガが主役を演じたことで話題になった映画。音楽業界での成功を夢見る主人公が、その才能をトップスターに見出されスターへの階段を駆け上がっていくという物語です。
もとは古い映画のようで、1937年の『スタア誕生』(A Star Is Born)。そこから1954年版、1976年版のリメイクを経て今回4度目の映画化となっています。
54年版の主演は『オズの魔法使い』のジュディ・ガーランド、76年版はバーブラ・ストライサンドだそうで、今度前作も観てみたいと思いました。
ガガが歌う姿が作品の中にたくさんあり、ステージでも道端でも、何をしていても歌声が魅力的でほんとにすごい…。派手なメイクや奇抜な行動などが取り上げられることもあるガガですが、自然体な演技やその歌声は本当に魅力的です。
作品の中で歌われた「Shallow」はアカデミー歌曲賞を受賞。挿入歌「Always Remember Us This Way」もとてもよい曲。でも、切なすぎるかな…。
歌好きでも、そうでない人も
映画には昔からよい音楽がつきもの。映画を通して歌や音楽を聞くと、またその背景も伴って気持ちが動かされる気がします。とくに歌には!
音楽や歌が好きというわけでなくても、映画を通して新しい感動が芽生えるかもしれません。ぜひ映画を通して歌の世界も楽しんでみてくださいね。
素敵な音楽映画はたくさんありますので、またご紹介していきたいと思います(^^♪