ブログに録音の声が相手に聞こえている本当の声とあって、そういえばそうなんだよな、と思ったけれど、新たな疑問が浮かんだので質問します。カラオケのマイクを通した声は、録音と同様の真実の声ですか?
❁回答❁
同様とはいえませんが、相手に聞こえている声に近いと思います。
普段、自分で聞いている声は、
声帯の振動が自分の身体に伝わって直接聞こえる声と、
周りの空気を伝わって外から聞こえてくる声が混じったものです。
カラオケなどでマイクを使ってスピーカーから聞こえてくる音は、
外に出ている音をひろっているので、
その点では相手に聞こえている声と基本的には同じです。
ただ、自分が歌っている最中に自分に聞こえている声は、
声帯の振動が骨や筋肉に直接的に伝わって聞こえているものも混ざるため、
周りの人に聞こえている声と全く同じには聞こえていない可能性があります。
また、カラオケではエコーなどかけている場合は、
自分の素の声を聞くのは難しいかもしれません。
もし、本当に確認したいのであれば反響の少ない場所で、
エコーなどかけずに録音したものを聞くと真実の声に近い感じで聞けると思います。
マイクやスピーカーの性能次第なところもありますが、
スマホやボイスレコーダーで録音したものを聞いても確認できると思います。
第三者で試してみて、録音再生した声と生で聞こえる声を聞き比べると
だいたいこんな感じ(性能が)というのがわかると思います。
8割以上の人が、自分の声に気持ち悪さを感じたことがあるといわれますが、
自分の声は聞き慣れてくると違和感がなくなってきます。
自分の本当の声を知ることで、
自分のイメージする理想の声に近づくきっかけになったり、
良いところを見つけられたりするかもしれませんね。
参考になさってみてください。
参考:山崎広子著「8割の人は自分の声が嫌い 心に届く声、伝わる声 」角川新書